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アートファーマー

くにゅぎの森 魔法学校

魔法学校、ドキドキゼミ召喚!(11月活動日)

プロジェクト アートファーマー

11月16日は4回目の魔法学校開校日でした。
公式の開校日は、なんとこの日で最後です!

この日はついに、古来の虫「ドキドキゼミ」を召喚しました!

ドキドキゼミは、幼虫の時は土の中で最長1万年過ごし、成虫になって地上に出てから、たった1週間で命が終わってしまいます。別名「ほぼ死んでた化石」とも言われます。

くにゅぎの森で遭遇できるのはとても貴重な虫だとのこと。
しかも、これまでドキドキゼミはたった1匹しかおらず、絶滅危惧種でした。

パーツを切り出して、しばやまいぬさんの指導のもと組み立てて、魔法をかけていきます…

実はこの日、新メンバー2人と、くにゅぎの森に興味をもって来館された他館のプロジェクトメンバーも参加していました。
初参加の方も交えて、召喚の時は真剣に、でもお喋りしながら和やかに、魔法の授業が進んでいきました。

体感ですが、召喚にかかる時間はクロオビヤワラカブトより短い気がしました。

午前中で、ドキドキゼミが9匹に増えました!
これで絶滅は逃れられそうです。

さて、12時30分でいったん学校は終わりです。

まだ残りたい人は、お昼ご飯を食べた後、再びジャイアントルームに集まりました。

お昼休みの時間、八戸市美術館のギャラリーで開催されていた、市内の左官さんの展示を鑑賞しました。

左官の職人さんたちは、漆喰を壁に施すだけでなく、お釜や球なども巧みにつくっていることがわかりました。
ものづくり部のプロジェクトメンバーとしては大変興味深い展示でした。

さて、午後の活動では、生徒たちは虫の召喚を、しばやまいぬさんはライブドローイングをしました。

短時間で制作がどんどん進んでいく様子に、通りすがりの方達が関心を引かれたようで、立ち止まって見る人も多くみられました。

また、通りすがりの親子の方が飛び入り参加して、小学4年生の娘さんと親御さんが協力しながら、クニュオヤンマを召喚していました。


複雑な工程にお子さんが泣きそうになりながらも、諦めず最後までつくることができました!
召喚されたクニュオヤンマは森に返され、イベント「くにゅぎの森3D 冬・絶景」で、お客さんを迎えることになりました。

今日だけで、ドキドキゼミ、クニュオヤンマ、アクウチュウ(空間を食べる虫)、クロオビヤワラカブトが増えました!

くにゅぎの森に住む虫たちは100匹を超え、生態系が安定したといえるでしょう✨
これからは、森そのものを育てる段階に入りそうです。
凍った池や氷柱など…何が増えるかは徐々に公開予定です。

これからは「魔法学校」ではなく、来れる人が無理なく集まる「課外活動」として、くにゅぎの森を育てていきます。

 

<今後のスケジュール>
●11/22(土)10:00〜13:00 課外活動

●11/23(日)10:00〜15:00 課外活動

●11/30(日)10:00〜15:00 課外活動

●12/7(日)10:00〜15:00 課外活動

●12/8(月)〜12(金)イベント設営

◆12/13(土)〜1/12(月祝)イベント「くにゅぎの森3D 冬・絶景」開催!

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