2025年7月21日(月)
プロジェクト アートファーマー八戸市美術館では、美術家・ファッションデザイナーで、装いの行為とコミュニケーションの関係性に着目して活動を行う西尾美也とのアートプロジェクトを計画しています。プロジェクトのキックオフとして、西尾のこれまでの活動を紹介するアーティストトークを開催します。
昔の家族写真と、同じメンバーが同じ服を着て、同じ場所で再び写真撮影を行なう《Familial Uniform》。市民が洗濯物を持ち寄って公園で手洗いし、まちなかに万国旗のように干すことで、個人的な素材で自分たちのまちを彩る《Laundry of the Senses》。大阪市西成区にあるkioku手芸館「たんす」に集まる地域の女性たちとの共同制作により立ち上げた西成発のファッションブランド《NISHINARI YOSHIO》など、服飾、装い、コミュニケーションをテーマに、参加型アートプロジェクトの手法を含んだ、ユニークな作品やブランドを展開している西尾美也の世界をご紹介します。
日時|7月21日(月祝)14:00〜15:30
会場|八戸市美術館 スタジオ
参加方法|無料、申込不要
定員|30名
西尾美也|1982年奈良県生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。博士(美術)。文化庁新進芸術家海外研修員(ケニア共和国ナイロビ)、奈良県立大学地域創造学部准教授などを経て現職。装いの行為とコミュニケーションの関係性に着目したプロジェクトを国内外で展開。ファッションブランド「NISHINARI YOSHIO」を手がける。近年は「学び合いとしてのアート」をテーマに、様々なアートプロジェクトやキュレトリアルワークを通して、アートが社会に果たす役割について実践的に探究している。
西尾美也WEBサイト|https://yoshinarinishio.net/