2023年7月23日(日)
プロジェクトLEDが光るデジタルカウンターを用いた作品で知られる現代美術家・宮島達男が東北で行っている作品制作プロジェクト「時の海 – 東北」のためのワークショップです。数字のカウントスピードを、それぞれの思いをのせて設定します。
日時|2023年7月23日(日)①10:30〜11:30 ②14:30〜15:30
会場|八戸市美術館 ジャイアントルーム
宮島達男「時の海 – 東北」プロジェクト
「それは変化し続ける」「それはあらゆるものと関係を結ぶ」「それは永遠に続く」というコンセプトに基づき、デジタルカウンターを使った作品で知られる現代美術家・宮島達男が、東日本大震災の犠牲者の鎮魂と震災の記憶の継承、これからの東北の未来を共につくっていくことを願い、東北に生きる人々、そして東北に想いを寄せる人々と協働しつくりあげるアートプロジェクトです。
「9〜1」とカウントする3,000個のデジタルカウンターが巨大なプールに設置される想定の作品は、3,000人の人々が関わり、LEDの数字のカウントするスピードを参加者それぞれが希望する時間に設定することでつくられていきます。2016年から東北を中心に全国各地でワークショップを重ねながら参加者と出会い、2027年の作品完成を目標に活動を続けています。
現在、参加者は2,059人となりました(2023年5月15日時点)。
「時の海 – 東北」タイム設定とは?
「時の海 – 東北」の3,000個の数字のLEDは、一つひとつが異なる速さで数字をカウントダウンしています。
「タイム設定」では、9、8、7、6 …と数字が切り替わる速さを、参加者の希望する秒数(0.2秒〜120.0秒まで)に設定することができます。
LEDの数字は、「9〜1」とカウントダウンし、「0」は表示されず暗くなり、また「9」に戻って、その動きを繰り返します。この数字の瞬きは、生命の永続性を象徴しています。
このワークショップは、タイム設定の秒数や東日本大震災にまつわるエピソードなどを宮島達男と参加者が共有する対話型のワークショップです。
参加者は、このプロジェクトのアーティストの一人として、タイム設定で一人ひとつのLEDに想いを託し、それらが集まって大きなひとつの作品となります。
定員|各回40名程度 ※各回定員に達し次第、締切。
参加費|無料
参加条件|小さなお子様から大人まで、プロジェクトの主旨に賛同いただける方はどなたでもご参加いただけます。
※お一人様につき 1 回のみの参加です。過去、本プロジェクトのタイム設定を行われた方はご参加いただけません。
参加方法|事前予約制
申し込み方法|Webの申込フォームまたは、電話
①こちらの 【申込フォーム 】(「時の海 – 東北」プロジェクトWEB)に必要事項をご記入の上、送信してください。
②電話で以下の内容を八戸市美術館 Tel. 0178-45-8338 までお申し込みください。
・参加日時、お名前(代表者)、代表者電話番号、人数
主催|「時の海 – 東北」プロジェクト実行委員会、八戸市美術館
問い合わせ|「時の海 – 東北」プロジェクト実行委員会事務局(有限会社宮島達男事務所 内)
TEL: 0297-21-7650 E-mail: contact@seaoftime.org