令和6年度 博物館実習について

2024.3.6

八戸市美術館と十和田市現代美術館は、2024年8月20-24日に、学芸員資格取得のための博物館実習を合同で実施します。

合同博物館実習では、現代アートを軸にした地域連携の活動や同時代の表現活動の普及に重点を置いた実習を合同で行うことにより、作品の取り扱いなど基礎的な技術の習得に加え、社会との繋がりを考えることができる学芸員の育成に取り組みます。1986年の開館以来、地元作家の作品を中心に収集し、市民参加をコンセプトに2021年にリニューアルオープンした八戸市美術館と、世界的な作家の常設作品を備え、まち全体を美術館と捉える「アーツ・トワダ計画」の拠点施設として2008年に開館した十和田市現代美術館との両館で実習を受けた方のなかから、新しい美術館像に対応した学芸員が生まれることを目指します。

日時|2024年8月20日-24日 10:00-16:00(20日-22日八戸市美術館 23日-24日十和田市現代美術館)

対象|現在、大学又は大学院に在学中であり、博物館法施行規則第1条に定められた博物館に関する科目の単位を履修済又は履修中の方。美術に関する分野を専攻する方や、現代アートや美術館の地域連携活動に関心のある方が望ましい。

受入人数|5名程度(書類審査の上、決定)

実習費|無料

実習内容|作品の取り扱いや調査、展示の方法、教育普及、地域連携活動の実地研修等。

※八戸市美術館は博物館相当施設ですが、十和田市現代美術館は博物館類似施設であるため、大学において登録博物館又は博物館相当施設に準ずる施設として認められるか事前に確認してください。

申込方法

実習希望者本人が、以下3点の必要書類を準備の上、申し込み受付期間中に、郵送又はメールにてお申し込みください。
・履歴書(市販用紙に写真貼付)
・博物館実習申込書(以下よりダウンロードしてください)
・実習を希望する理由(800-1000字程度、任意の様式)

申込先
八戸市美術館 博物館実習担当宛(住所:青森県八戸市番町10-4 art@city.hachinohe.aomori.jp)
※メールのタイトル(郵送の場合は封筒)に博物館実習の申込であることを明記してください。

申込受付期間
4月1日(月)~6月15日(土) ※7月中旬までに結果をご連絡します。

 募集要項  PDF(222KB) 

 申込書  Word(14KB) 
      PDF(74KB) 

十和田市現代美術館について

 2008年に東北初の現代美術館として開館。草間彌生、奈良美智、塩田千春、ロン・ミュエクなど世界の第一線で活躍するアーティストらの作品を常設展示しています。美術館の中だけでなく、周辺には公園のようなアート広場があり、子どもから大人まで散策しながら魅力あるアートとのふれあいを楽しむことができます。 

十和田市現代美術館 Webページは こちら