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展覧会

美術館企画

美しいHUG(仮)

会期2023年4月29日(土)~2023年8月21日(月)

展覧会

ゲストキュレーターに、東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京・東京アートポイント計画ディレクターの森司を迎え、展覧会とプロジェクトを実施します。
2022年度は展覧会に先行してプロジェクトがスタート、きむらとしろうじんじんとの野点プロジェクトや、井川丹の音楽作品の制作や録音などを行います。

参加アーティスト|青木野枝、井川丹、川俣正、きむらとしろうじんじん、黒川岳、タノタイガ

ゲストキュレーター|森司(東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京事業部事業調整課長/東京アートポイント計画ディレクター)


 

ゲストキュレーター 森司からのメッセージ
森司プロフィール画像

昨年八戸市にオープンした美術館は、プロジェクトや講演会を展開するための場である「ジャイアントルーム」が特徴で、飲食も可能な、屋根のある広場のように人が集う場です。

この「ジャイアントルーム」を日常生活と地続きにある流動的な時間軸を帯びる動的な空間だとすると、作品を展示するためのギャラリースペース「ホワイトキューブ」は作品が鎮座する静的で非日常的な空間です。この性格が異なる二つの空間の連なりが、新しい八戸市美術館のあり様と捉えています。

それぞれ「アートプロジェクト」と「アートワーク」のための場と規定しつつも、それに囚われない「新しい使い方」をゲストキュレーターとして試してみたいと考えています。 そこで、私は、6人のアーティストにお声がけをして、性格の異なる二つの空間が入れ子になるように、会場を構成することにしました。さらに、まちから美術館へと、あるいは 美術館からまちへとつながることも考えています。

今回の展覧会タイトルは「美しいHUG」。
アーティストが美術館と出会う。鑑賞者が 作品と出会う。ワークショップやプロジェクトと 出会う。過去と現在と出会う。そして、多くの人が「新しい美術館」で「アートプロジェクト」と「アートワーク」と出会う。ありったけの出会い方の創出をイメージして、「美しい HUG」という言葉に託しています。

森司(MORI Tsukasa)

1960年愛知県生まれ。前職の水戸芸術館現代美術センター学芸員時代 (1989 – 2009)には、川俣正、日比野克彦、宮島達男などの個展を企画する。
2009年より公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京事業部事業調整課長。「東京アートポイント計画」ディレクターとして NPOなどと協働したアートプロジェクトの立ち上げから企画運営に関わり、人材育成プログラム「Tokyo Art Research Lab」を手掛ける。2011年7月から 2021年3月まで「Art Support Tohoku-Tokyo(ASTT)」を担当した。2015年より東京都オリンピック・パラリンピックリーディング事業ディレクターとして、障害の有無、世代、性、国籍、住環境などの背景や習慣の違いを超えた多様な人々の出会いによる相互作用を表現として生み出すアートプロジェクト「TURN」を担当し、TURNフェスなどを実施する。
東北芸術工科大学客員教授、女子美術大学特別招聘教授。