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展覧会

美術館企画

写真のまち八戸

佐藤時啓—八戸マジックランタン—

2022年10月29日(土)~2023年1月9日(月)

展覧会
On the Rocks #10

八戸市美術館では、写真家・美術家の佐藤時啓による個展を開催します。
本展覧会は、6年に及ぶ制作期間を経て撮影された、八戸を舞台とした作品を中心に構成されています。「Magic Lantern」シリーズは、ろうそくやランプの光とレンズを利用して、ガラスに描かれた絵を投影する装置「マジックランタン(幻燈機)」から着想を得て制作されました。これまでの長時間露光による撮影手法を踏襲しつつも、祭りや漁港、名勝地などの風景を重ね合わせた新たな手法により、地域に潜在する歴史や文化的意識を想起させる作品群です。さらに、前方の景色を手元に映し出す光学装置の構造を用いた「Camera Lucida」シリーズ、シャッターを1時間開けたまま撮影した「An Hour Exposure」シリーズが加わります。また、カメラの原理「カメラオブスクラ」を荷台に乗せた、佐藤の制作による「リヤカーメラ」を体験するプロジェクトなども実施します。そのほか、八戸市民による、八戸の風景をテーマとした写真展も同時に開催します。

展覧会概要

会期|2022年10月29日(土)〜2023年1月9日(月・祝)

開館時間|10:00〜19:00(入場は18:30まで)/12月28日~1月4日は10:00~17:00(入場は16:30まで)

休館日|火曜日、12月31日、1月1日(1月3日は開館)

観覧料|一般800円(650円) 大学生・専門学校生400円(300円)
※( )内は20名以上の団体料金

フリーパス「かおパス」|本展覧会に限り何度でもご覧になれます。一般1,200円/大学生・専門学校生600円(10月28日(金)より申込開始)
ナイト割|毎日17時以降半額
駐車場割|民間駐車場をご利用の運転者1名分に団体料金適用

※11月3日(木・祝)、12月24日(土)は無料デー。
※八戸市内及び近隣町村(三戸町、五戸町、田子町、南部町、階上町、新郷村、おいらせ町)の65歳以上の方、障がい者手帳をお持ちの方とその付添者1名は半額。
※各種割引・フリーパスは重複して適用することはできません。

主催|八戸市美術館
協賛|株式会社ニコン
協力|三菱製紙株式会社
後援|青森放送株式会社、青森テレビ、青森放送、コミュニティラジオ局BeFM、デーリー東北新聞社、東奥日報社、八戸市教育委員会、八戸テレビ
撮影協力|大平洋金属株式会社、八戸鉱山株式会社、八戸セメント株式会社

 

Hachinohe Magic Lantern Tokihiro Sato

2022.10.29[Sat.]–2023.1.9[Mon.]

Open Hour|10:00–19:00(10:00–17:00 from December 28 to January 4./entry up to 30 minutes before closing.)
Closed|Tuesdays(except January 3), December 31, January 1
Admission|Adults 800yen, University and Vocational School Students 400yen, Free for High School Students and Young

 

プロフィール|
佐藤 時啓
1957年山形県酒田市生まれ。美術家・写真家。1981年東京藝術大学 美術学部彫刻科卒業、1983年同大学大学院美術研究科修士課程修了。 1993年メルセデスベンツ“ アートスコープ” グランプリ受賞、2015年第65回芸術選奨文部科学大臣賞受賞、第31回東川賞国内作家賞受賞。現在、東京藝術大学美術学部先端芸術表現科教授。
「第6回ハバナ・ビエンナーレ」(1997)「 第9回バングラデシュビエンナーレ」(1999)ほか、多くのグループ展や国際展に参加するほか、「Leslie Tonkonow Gallery」(2019)「HAINES Gallery」(2010)、「Piet Hein Eek」(2019)、「Micheko Gallery」(2021)などの画廊や、「酒田市美術館」(1999)、「シカゴ美術館」(2005)、「Frist Center for the Visual Arts」(2010)、「東京都写真美術館」(2014)、「鶴岡アートフォーラム」(2015)などの美術館にて個展開催。

 

アートファーマープロジェクト

・リヤカーメラプロジェクト
カメラの原理構造である「カメラオブスクラ」をリヤカーの荷台に乗せた、移動式巨大カメラ「リヤカーメラ」の運行プロジェクト。
※終了しました
日時・場所|[準備]①9月4日(日)八戸市美術館
②9月18日(日)八戸公園
[本番]①10月9日(日)八戸公園
②11月6日(日)八戸市美術館
詳細はこちら

・プロジェクト「リヤカーメラに乗ってみよう」
アートファーマーによって運行されるリヤカーメラに乗ってみるイベントです。

日時・場所|①10月9日(日)10:30〜15:00、八戸公園
②11月6日(日)10:30〜15:00、八戸市美術館

追加開催
③12月3日(土)13:00〜13:45、八戸市美術館
④12月18日(日)・⑤1月7日(土)11:00〜12:00、八戸市美術館

参加費|無料
申込|不要
詳細はこちら

 

関連プログラム

・トークイベント「マジックランタンと八戸ハウス」
※終了しました
日時|12月3日(土)14:00〜15:00
会場|美術館ジャイアントルーム
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・ワークショップ「段ボールカメラ」
※終了しました
日時|12月4日(日)10:30〜15:00
会場|美術館ワークショップルーム
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・ギャラリートーク
※終了しました
当館学芸員によるギャラリートークを行います。
日時|11月19日(土)、12月17日(土)17:00〜18:00
参加費|無料 ※要展覧会チケット
申込|不要
詳細はこちら

・プロジェクションイベント「On the Museum」
美術館の外壁に「佐藤時啓―八戸マジックランタン―」展で展示している作品の画像を投影します。
※終了しました
日時|12月2日(金)〜10日(土)17:00〜19:00(12月6日(火)は除く)
観覧無料、申込不要
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・市民選抜作家展「八戸フォトマッピング」
市民の視点でとらえた、八戸の風景を展示します。
日時|12月18日(日)〜1月9日(月・祝)10:00〜19:00
※12月28日〜1月4日、1月9日は10:00〜17:00
会場|美術館ギャラリー1・2
観覧料|無料
詳細はこちら

・ワークショップ「八戸フォトブックをつくってみよう」
八戸で撮影された写真を使って、小冊子(フォトブック)をつくります。
日時|1月8日(日)10:30〜15:00(昼休憩あり)
会場|美術館ワークショップルーム
参加費|無料
詳細はこちら

 

 

同時開催

紙から本ができるまで展 
佐藤時啓ー八戸マジックランタンー 展覧会図録ができるまで〜

八戸ブックセンターでは、「佐藤時啓ー八戸マジックランタンー」の展覧会図録がどのようにつくられたか、その過程を紹介しています。展覧会とあわせてお楽しみください。
会期|2022年10月29日(土)〜2023年1月9日(月・祝)
開館時間|10:00〜20:00
休館日|火曜日(1月3日は開館)、12月29日〜1月1日
観覧料|無料
詳細はこちら

 

託児室開設
開設日|10月30日(日)、11月3日(木)、11月13日(日)、12月11日(日)、12月24日(土)、1月8日(日)
場所|八戸市美術館2階 八戸学院まちなかラボ
時間|10:00〜16:00
開設|八戸学院地域連携研究センター
詳細はこちら

《On the Sea #15》「Magic Lantern」シリーズより 2021
《On the Sea #15》「Magic Lantern」シリーズより 2021 作家蔵
《Sakura on Sakura #10》「Camera Lucida」シリーズより 2018

《Sakura on Sakura #10》「Camera Lucida」シリーズより 2018 作家蔵
《An Hour Exposure Fune #7》「An Hour Exposure」シリーズより 2021 作家蔵
《An Hour Exposure Fune #7》「An Hour Exposure」シリーズより 2021 作家蔵
《On the Sea #15》「Magic Lantern」シリーズより 2021
《On the Sea #15》「Magic Lantern」シリーズより 2021 作家蔵
《Sakura on Sakura #10》「Camera Lucida」シリーズより 2018

《Sakura on Sakura #10》「Camera Lucida」シリーズより 2018 作家蔵
《An Hour Exposure Fune #7》「An Hour Exposure」シリーズより 2021 作家蔵
《An Hour Exposure Fune #7》「An Hour Exposure」シリーズより 2021 作家蔵

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