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AOMORI GOKAN アートフェス 2024「つらなりのはらっぱ」関連企画

栗林隆《元気炉》展示/Aomori GENKI-RO Trip at 八戸市美術館

2024年8月18日(日)~2024年8月21日(水)

イベント

■栗林隆《元気炉》展示

「AOMORI GOKAN アートフェス 2024」の共通企画として、栗林隆による《元気炉》が開催館を巡回します。 栗林隆は、空間の内と外、自然と人間の間など、あらゆる時代や場所に存在する「境界」の意味を問い直すような作品を制作してきました。《元気炉》は通常、屋外で展示され、原子炉の形の構造物の中に薬草の香りを帯びた蒸気を充満させた空間を体験することができます。八戸市美術館では、従来の展示方法とは異なり、5館で唯一スチームを発生させる元気炉稼働を行わない、屋内での特別展示となります。また、展示初日に開催する音楽イベント「Aomori GENKI-RO Trip at 八戸市美術館」では、映像と音楽に加え、作品の中にバーを設け、薬草スチームに代わり、ハーブに関連したお酒と共に作品を鑑賞することができます。

会期|2024年8月18日(日)、19日(月)、21日(水)
場所|八戸市美術館 スタジオ
時間|10:00〜19:00
観覧料|無料

栗林 隆(くりばやし たかし)
1968年、長崎県出身。東西統合から間もない1992年よりドイツに滞在、その頃より「境界」をテーマにドローイング、インスタレーション、映像など多様なメディアを使いながら作品を発表。現在は日本とインドネシアを往復しながら国際的に活動する。主な展覧会に、2022年、ドクメンタ15(Cinema Caravan and Takashi Kuribayashiとして)、カッセル、ドイツ。2019年、瀬戸内国際芸術祭2019「伊吹の樹」、伊吹島、香川。2018年「パレ・ド・トーキョー Enfance/こども時代」展、パレ・ド・トーキョー、パリ、フランス。2012年、個展「Water >I< Wasser」十和田市現代美術館、青森など。

 

■音楽イベント
Aomori GENKI-RO Trip at 八戸市美術館

《元気炉》に加えて、栗林と共に活動する映像作家・志津野雷、音楽家・辰田翔の映像とライブをお楽しみいただけるイベントです。ドクメンタ15のドキュメント映像作品“Beyond documenta”(映像:志津野雷、音楽:辰田翔)を八戸スペシャルとしてアレンジし、辰田と八戸の郷土芸能とのコラボによる生演奏をご堪能いただけます。また、マエニワでは映像上映や、飲食店出店も。美術館の内外が賑わう夜です。
※当日は写真及び映像の撮影がございます。ご了承ください。

日時|2024年8月18日(日) 19:00〜21:00
場所|八戸市美術館 スタジオ、マエニワ
映像|志津野 雷(写真家・映像作家・Cinema Caravan主宰)
音楽|辰田 翔(音楽家・作曲家)
出店|たなぶ酒飯(お酒)、カネイリミュージアムショップ(軽食ほか)、香彩珈琲みな実(コーヒーほか)、Pizza217(ピザほか)

アーティストプロフィール|
志津野 雷(しづの らい)
Cinema Caravan主宰、「逗子海岸映画祭」発起人。自然の中に身を置くことをこよなく愛し、写真を通して本質を探り、人とコミュニケーションをはかる旅を続ける。ANA機内誌『翼の王国』や、ロンハーマンなどの広告撮影を中心に活動。

辰田 翔(たつた しょう)
作曲とピアノを学び、自身のオーケストラ『notremusica orchestra』において作曲、指揮、ピアノを担う。プロジェクトごとに参加する音楽家たちによって多種多様に変化する音楽を演奏し、コンサート、ファッションウィーク、展示会、建築施設、美術展、写真展、広告などへの音楽、音響作品を提供する。

※台風等の影響により、やむを得ずイベントの中止や日程・内容の変更が発生する可能性がございます。何卒ご了承ください。

栗林隆《元気炉》2022年(《蚊帳の外》ドクメンタ15、ドイツ・カッセル)より  Photo:Rai Shizuno
栗林隆《元気炉》2022年(《蚊帳の外》ドクメンタ15、ドイツ・カッセル)より  Photo:Rai Shizuno

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