「AOMORI GOKAN アートフェス 2024」の開催について
2023.11.8

青森県内にある現代美術を楽しめる5つの美術館・アートセンター(青森県立美術館、青森公立大学国際芸術センター青森、弘前れんが倉庫美術館、八戸市美術館、十和田市現代美術館)では、2020年から5館が連携し、県民や観光客が青森のアート体験と共に、地域の周遊を喚起する「5館が五感を刺激する―AOMORI GOKAN」プロジェクトを発信してきました。
この度、この5館を中心に2024年4月13日(土)から9月1日(日)まで「AOMORI GOKANアートフェス」を初開催します。2024年度のテーマは「つらなりのはらっぱ」に決定。この地に根差して活動する各館のキュレーターが協働し、展覧会やプロジェクト、パフォーマンスなど、それぞれの館の特徴を活かした多様なプログラムを企画します。一過性のイベントに終わらない、新しい形のアートフェスです。またアートを起点に県内各地域にある自然や食、建築など豊かな文化に触れることを通じて、青森の魅力を発見する機会となります。
八戸市美術館では、八戸市美術館のコンセプト「出会いと学びのアートファーム」を体現する企画を実施します。
八戸市美術館を象徴する空間「ジャイアントルーム」で、八戸を拠点に活動する5人のアーティストが、来館者と共につくり、楽しむプロジェクトを展開していきます。作品を鑑賞したり、絵を描いたり、トークプログラムに参加してみたり、ジャイアントルームに滞在するアーティストと交流したり……。絵画や版画、写真、ダンスなど、多様なジャンルで日々繰り広げられる活動により、来館者とアーティストがこの場で出会い、関わり合うことで、まるで畑に蒔いた種のようにどんどん育っていくことを期待しています。
訪れるたびに変化するジャイアントルームのあり方は、訪れる人によって使い方が決められていく「はらっぱ」のような場でもあります。「はらっぱ」でもあり、「ファーム」でもあるこのジャイアントルームで、様々な作品や活動、そしてアーティストとの出会いをお楽しみください。
八戸市美術館 エンジョイ!アートファーム!!
会期|2024年4月13日(土)ー9月1日(日)
参加作家|磯島未来、漆畑幸男、しばやまいぬ、蜂屋雄士、東方悠平
会場構成|佐藤慎也
AOMORI GOKAN アートフェス2024については、こちらの特設WEBをご覧ください。